職員室だより
社長 渡部
2019.04.15
ありがたいことである
- つくばの進学塾「竹進」の塾長の渡部です。
- 今まで中学3年の社会を教えていたが、今年度から小学6年の社会を
- 教えることになった。
- 算数・数学でもそうだが、中学生よりも受験する小学生のほうが教え方は難しい。
中学生の方が、論理定な思考で指導できるし、方程式のような道具がしっかり
しているからである。
小学生の方は、指導するための道具が整備されてなくて一つ一つ工夫して
解法を教えなければならない。
社会でも、小学生の方が身近な生活に基づく細かい知識が必要とされる。
ややもすると忘れていることや、知らないことがあったりする。
- 小学5年の社会教科書には、鉄を作る工場の説明があった。
鉄鉱石と石炭を使って鉄を作ることや、日本がオーストラリアから
この鉄鉱石と石炭を一番多く輸入していることは知っていた。
しかし、石灰石が必要不可欠な副原料だとは知らなかった。
鉄鉱石に含まれる鉄以外の成分を取り除くのに必要であるそうだ。
本当に知らないことが多い。
教える機会がなければ、このことを知ることもなかった。
ありがたいことである。