つくば山をめぐる冒険
つくばの進学塾「竹進」の塾長の渡部です。
最近、つくば山方面に出かける事が多くなった。
以前はよく行っていたのだが、最近少なくなっていた。
その理由の1つが、膝痛である。
登りはきついけど、苦しいなりに一歩一歩登った達成感があり、快感である。
しかし、下りは膝が痛くなり、下まで下りられず後向きで下山するはめに
なったことがあった。その後は、下山はいつもケーブルカーを使っていた。
9月のシルバーウィークの時、つくば山まで自転車で行き、神社まで登った
事が、よいきっかけになった。
体重も以前より2kgほど落とし、自転車をこぐことで膝への体重の負担を減らし、
膝の強化につながった。
それでも下りは、長く歩いているとやはり膝が痛くなる。不安であった。
先週、思い切って、つくば山のふもとまで自転車で行き、山頂(877m)まで
登り、自分の足で下山し、自転車で戻ってきた。
膝はガクガクだが、何とか総時間6時間で達成した。
自分にとって初めての体験である。
つくば山のふもとから、昔ながらの道「つくば道」を登っていると、途中に、
無人の「無農薬野菜販売所」がある。
「かき」が欲しいと思ったが、値段が書いていない。
仕方ないので、10個ほど頂いて500円を料金箱に入れてきた。
翌週また行ってみると、「かき、自由にお持ち帰り下さい」とあった。
つくば山のふもとの小田地区や北条地区では、「かき」を収穫しないで
そのまま放置しているのをよく見かける。
いつも「もったいないなぁ」と思って眺めていたが、この辺りの人々にとって
「かき」は当たり前すぎて商品価値がないのだろうか。