れきはく①
つくばの進学塾「竹進」の塾長の渡部です。
先日、社会科の山口の勧めもあり、千葉県佐倉市の
国立歴史民族博物館(通称れきはく)に行ってきた。
1.銅鐸
弥生時代の銅鐸(どうたく)の絵画が興味深かった。
トンボ、クモ、カマキリ、イモリ、スッポン、魚をくわえたツル、
魚をつるイノシシ・シカを狩る男、女の争いを仲裁する男、
脱穀する女、高床倉庫など。
特に、女の争いを仲裁する男では、古代でも同じ人間だから
現代と同じようなことがあったんだなと、クスッと笑ってしまった。
また、男の頭が〇で、女の頭が△で表現されているのも、
意味深であった。
2.銅剣(どうけん)と銅矛(どうほこ)と銅戈(どうか)
銅剣(どうけん)と銅矛(どうほこ)と銅戈(どうか)の違いが
分からなくて、「れきはく」の人に質問した。
銅剣は銅の剣(つるぎ、刀)で、銅矛は棒の先にとりつけて
槍にする先の部分、銅戈は棒の先に直角にとりつけて
(くわのように)武器とした先の部分のことだった。
3.銅鏡
銅鏡が、銅でできた鏡といいながら、模様が彫ってあって、
でこぼこしている。どうして鏡などというのかと思ったら、展示
しているのは全て、鏡の裏だということが分かった。
裏側の模様の方が、文化的価値が高いので、裏側を展示
しているとのことであった。ちょっと表側も見たいと思ったら、
1枚だけ表側が展示していたが、とても映りが悪くて、昔の人は
苦労しただろうなと思った。
れきはく②に続きます