職員室だより
塾長 牧原
2012.12.05
シリーズ「この旋律がすき!(4)~マニアックな話です」
英語科の牧原です。
「(プロコフィエフ)ピアノ協奏曲第3番[とくに第3楽章]」
若いころに最も陶酔した曲です。
違う演奏家のCDを買いあさりましたが、やっぱり一番好きなのは、
アッバード指揮、(若いころの)アルゲリッチ演奏のCDがピカ一です。
テクニック重視の曲ですが(プロコフィエフ本人があまりうまく弾けないほど)、
(若いころの)アルゲリッチの演奏は、まさに「やばい」。
音がビロードの上を流れていくかのようです。
旋律が小生好みというか、(やっぱり音楽って、不協和音がないと寂しいです)
小刻みに変化していくので、興奮状態が続きます。
スリリングでしかも甘美!ピアノがこんなに偉大だと気づかせてくれた曲です。