テストの問題に慣れる②
つくばの進学塾「竹進」の英語科の鈴木です。
テストの問題に慣れる①の続きです
僕のほうはというと、毎日のようにTOEICの問題集を使って、英文を読み、
CDを聞き、ディクテーションしたり、シャドーイングしたり、頻出単語を
例文ごと覚えたりして、まるでアメリカのボクシング映画のワンシーン
みたいな日々を重ねていました。
ときには夜勤のバイトや友達との飲み会で疲れて、勉強をサボってしまおう
かなという時もありましたが、負けられない決戦に向けてなんとか踏ん張り
ました。そんなことがあっての勝利。報酬としておごってもらった学食の
ごはんが信じられないほど美味でした。
さて、英語力では足元にも及ばなかった僕が勝てた理由は、ひとつしか
ありません。TOEICの対策をしたことです。
テストには毎回、同じような形式の、同じようなレベルの問題が出ます。
対策をすればするほど、そのテストに慣れれば慣れるほど、点数は
取りやすくなるのです。
同じ問題だろうが、答えを覚えていようが、関係ありません。
僕はTOEICのリスニングのスクリプトを暗唱したり、英文を書き写して
覚えこんだりもしました。「答えを覚えていたら解く意味がない」
と思われがちだけど、「答えを覚えたくらいじゃ解いたうちに入らない」
というのが僕の思うことです。
終わりになりますが、先日、僕とTOEICで勝負したその同級生が結婚しました。
僕のほうはというと、まだ独身生活を満喫しています。
別に悔しくなんかないですよ…。