職員室だより
五十嵐
2018.06.18
家庭での会話の影響②
つくばの進学塾「竹進」の社会・国語担当の五十嵐です。
家庭での会話の影響①の続きです
私も、「リアス式海岸」「高床式倉庫」「踏絵」と教わってきた世代
ですので、そういった事情については理解できるところではあるのですが、
私自身が、学校での勉強の具体的内容について親と会話をした記憶がなく
(「宿題をしろ」「もっと勉強しろ」などといったことはよく言われて
いましたが)、家庭での会話が学習に与える具体的内容面での影響に
ついて、これほど大きいということは、正直なところ予想外でもありました。
用語法変更の過渡期ということで、従来型の用語法を用いても不正解とは
されない可能性もありますが、最新の用語法を確実に覚えてもらうに越した
ことはありませんので、保護者の方々も、社会科の(ほかの科目でも
そのようなことはありそうですが)用語法は度々変化するのだということを
ご認識いただければと存じます。
生徒さんに配布されている教科書などを通して、最新の用語法を会話の中で
用いていただけると、より効率的な学習につながるように思います。
もちろん、レポートなどを通して、古い用語法を用いている生徒さんは
特定できます。
ですので、その都度最新の用語法を伝えていけるよう、気を配っていくのは
当然のことですが、講師とご両親とで言っていることが違うと、生徒さんが
無用な混乱をすることにもなってしまいますので…。