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職員室だより
社長 渡部
2014.04.09

数学っていらない?②

つくばの進学塾「竹進」の数学・英語担当の西山です。

数学っていらない?①の続きです。

 

と、高尚なことを書いてみましたが、、、おそらく、冒頭の発言を
するような人には、まったく響きません。

 

なぜなら、本心からそう思っているのではなく、単に数学の勉強から
逃げたいために、数学の成績を気にしなくて済むようになりたい
ために、逃げる自分を正当化する理由として見つけた言い訳に
すぎないからです。

 

使わないから勉強しなくていい、という一見正当に見える主張は、
今自分がしたいこと、本当になりたい姿・希望を覆い隠している
だけの、自分自身さえ欺こうとする、哀れな逃避です。

 

どうせ100年後には死んでいるのだから、食事をとらなくてもいい、
もう息をしなくてもいい、という主張に似ています。

 

食べたいから食べる、生きたいから生きるのです。

 

本当は数学ができるようになって、いい気分になりたいのに
それができないから、言い訳を作ってトレーニングから逃げてしまう。 

 

言い訳ですべて解決するのであれば、そういう生き方も否定は
しません。
本人も家族も納得の上であれば、何も言うことはありません。
すべて解決するのであれば、です。

 

何をしても、何もしなくても、高校入試の本番の日は、どんどん
迫ってきます。さらに先には、大学入試の本番の日も迫ってきます。

 

行きたい高校、大学に行くためには、数学の勉強は不可欠です。
この点では、近い将来に、数学が必要なのです。
避けることはできません。
 

だったら、どうすればいいのか。
苦手である人は、どう対処すべきなのか。

 

数学っていらない?③に続きます