説明会に申し込む
職員室だより
副社長 別府
2020.01.11

正倉院展を見てきました

つくばの進学塾「竹進」の塾長補佐の別府です。

 

東京国立博物館で、正倉院展を見てきました。
正確には、「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」というそうで、
「正倉院展」というのは、奈良国立博物館で行うものを指すのだそうです。
奈良ではなかなか見に行けないので、近くで行う機会は逃せませんね。

 

宝物でたぶん一番有名なのが、「螺鈿紫檀五絃琵琶」

(中学生の歴史教科書p.47、小学生は社会教科書小6上p.36)。
本物の展示期間が短く、残念ながら私は見られなかったのですが、

本物そっくりの復元模造品が展示されていました。
これが、本物ではないというのにすごい人だかりでした。

模造品でも有難いと思うほど、美しい琵琶でしたよ。

この琵琶は名前の通り弦が5本の琵琶です。

 

五弦の琵琶は時代が移るうちにすたれていき、四弦の琵琶が主流になりました。
そして現在、当時の五弦の琵琶として現存するものは、

この宝物ただ1つなのだそうです。
琵琶が作られた地ではもう残されていないものが、遠く離れた日本にだけある

というのは不思議な気がしますね。
日本がシルクロードの終着点であるということを実感します。