職員室だより
武内
2017.11.09
苦い
つくばの進学塾「竹進」の理科・英語担当の武内です。
ゴーヤが嫌いです。あんな苦いものなぜみんな食べるんだろう。
なんであんなに苦いのか。それは熟していないときに動物に
食べられないようにするため。
熟して初めて苦くなくなって、色がオレンジに変わって動物に
見つけてもらって、食べてもらって糞として種子を広げてもらう。
だから、苦いのがおいしくないと思うのは自然の法則に
あっていると思うのだけど・・・。
ピーマンも苦いですがゴーヤほど苦手ではありません。
ピーマンは昔は辛かったのが人間が改良して今の味になった
そうです。実はトウガラシの仲間です。
そもそもなんで辛い植物ができたのか。
それはトウガラシは哺乳類に食べられると発芽率が下がるのだから
だそうです。
じゃあ何に食べてもらうの?それは鳥類。
鳥類に食べてもらうと発芽率が上がるそうです。
え?鳥だって辛いのは嫌いなんじゃないの?
いえ、実は鳥は辛さを感じないんです。
自然てうまくできているものです。
人間位だよ、食べられないようにして苦くしている植物をわざわざ
食べるのは。
やっぱりゴーヤは食べられないなあー。