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職員室だより
塾長 牧原
2022.06.21

英語科の取り組みの趣旨につきまして

つくば市の進学塾「竹園進学教室」塾長の牧原です。

 

英語改革が始まり、「英語格差」が大きくなりました。

英語は科目の性質が変わり「知らない間に英語が苦手になった」生徒さんが多いですが、

当塾では改革の1年前から準備しておりましたので、移行がスムーズでした。

 

これをご覧の皆様は、まず、英語は従来の「中学英語」ではなくなりましたので、

そこをしっかりと認識され、英語の勉強に対する意識を変えて頂きたいと思います。

(内容がちょっとプラスされたのではなく、科目の性質自体が大幅に変わりました)

 

英語科では、もちろん入試に対応する力をつけることが主眼ではございますが、

英語改革が本格的に始まりましたので、本当に英語を使う場合に必要となる技能を、

デジタルディバイスを駆使して、身につくようにしております。

 

ロイロノートの導入により、レポート(宿題)をタイプで入力することが

できるようになりました。

 

わたしが若いころに受験していたTOEFLですら、すでにCBTでしたので(今はiBTです)、

このテスト環境だけでも日本は世界に相当に後れを取っています。

将来英語を使う場合、まずは速い速度で英語をタイプできないと、支障がでてきます。

そこでなるべく多くの機会に、タイプで提出するレポートを課しています。

 

さらにロイロでは、「話す」力も鍛えることができます。

上記のタイプで作成したレポートを生徒さんには音読して頂き、それを録音して提出する

ようにしております。英語を話す機会がない日本では、すこしでも英語を口にする機会を

持つことが重要です。

 

上記のレポートの結果、生徒さんの能動的な技能は格段に向上しました。

頑張った生徒さんと今まで通りにやってきた生徒さんの間で、今までにない差が

生じるのが現在の中学英語です。受験の英語を制覇することが塾での勉強の主眼ですが、

生徒さんは本当に使える英語の基礎を身に着けています。

 

英語科では、受験勉強を主眼にしつつも、本当に使える英語力の基礎を育てるために、

ロイロノートを駆使しております。ぜひ当塾で受験勉強をしながら、能動的な英語力を

身に着けられるよう、願っております。