職員室だより
稲川
2021.03.29
茨城県立高校入試 国語の出題傾向
つくば市の進学塾「竹園進学教室」国語科の稲川です。
2021年度、茨城県立高校入試では、国語の出題傾向がガラリと変わりました。
大問構成の変化は勿論のこと、複数の文章や資料の融合問題が目立ちました。
初めての傾向に、今年度の受験生は驚かれたことと思います。
しかし、よくよく分析してみると問題の難易度自体は決して高いわけではなく、
多くの情報の中から必要な情報を取捨選択して回答の形にまとめるという、
読解の基本ともいえるものでした。
インターネットを通じ、大量の情報に囲まれて生活する私たちにとって、
必要な情報を選び取る能力は、こんな形でも求められているのかと感じています。