職員室だより
社長 渡部
2015.05.22
茨城県立歴史博物館
つくばの進学塾「竹進」の塾長の渡部です。
先日、茨城県立歴史博物館で展示している、「古美術ワンダーランド」
を観に行った。
高速道路を使わないで片道1時間40分位かかった。
私は、昔から絵の良し悪しがわからないと思っていた。
だから今まで絵の解説を読んでから絵を見て、「そんなものか」という
見方をしていた。
けれども、この1年位前から、絵をじっくり観て、何を描きたかったのだろう、
何を伝えたかったのだろうと思い眺めてから解説を読むと、「なるほど」
とも、「エ~そうなのか」と思うことが多くなり、なんだか絵の楽しみ方の
第一歩を踏み出した気がした。
茨城県立歴史博物館で自動式電気釜の開発の展示があった。
高度経済成長期、電気洗濯機や電気冷蔵庫の開発が行われたが、これらは
外国の製品を参考にすればよかった。
しかし、飯炊きは外国の製品にはなく、開発は大変だったようだ。
この開発により、主婦の睡眠時間を1時間増やしたといわれるが、今の生活は
先人の苦労の上にあるのだなとしみじみ思った。